再販制って必要なの? の追記
2004/02/23 19:48:39
by himukai about Music
このエントリーは『再販制って必要なの?』の補足みたいなものです。
なんか出版物とCDの話を同時にしてしまったんで、なんか焦点がぼけた話になってしまったみたいなので、それぞれのトピックについて思うことを。完全に素人なんで見当違いな意見になるのかもしれませんが…
■雑誌について
私は地方都市に住んでるのですが、地勢的に見るとかなり辺境にあるため、雑誌の入荷は、発売日から3日遅れになります。これはここ25年ほど変わってはいないのですが、この間の輸送インフラの充実を考えると実際にはもう少し短縮と思ってます。ただ自由競争が無いため短縮がされていないんじゃないかな。まあ、これは取り次ぎの問題なのですが。
■書籍について
過疎地とか離島とかの配本に関しては、実際Amazonとかだと、1500円以上購入した場合無料で配達してくれます。実際これによって、以前だったら書店に注文して、数週間待たなければならないという問題があったのですが、これが解決できたのは、ある意味革命的な物ではなかったかと思っています。実際に手にとって本を購入することが出来ないという難点はありますが、試し読み的な事はネット上で出来るのではないかと。
再販制が無くなる事によって最も影響を受けると思うのが、地方の小規模書店ですよね。実際、地元でもかなりの書店が廃業に追いやられています。20年前に比べて書店数は1/4くらいになったんじゃないかと思いますし。専門書店化するというのも考えられますが、地方ではそういうわけにもいかないのかな。本を店頭で触って買うという消費行動も失いたくはないので、この問題がクリア出来ればいいのですが…
もちろん、現在の出版形態によって、出版物のプロモーションおよび著作物による収入、そして全国いかなるところで買っても同一価格が保証されているのは事実で、今うまくいってるシステムを破壊する必要はないのかもしれません。実際日本の出版物は内容・装丁などにより価格に差が付けられており、値段自体も高くは無いと思います。しかし、それと再販制に固執するのは別問題であり、時代によってよりよいやり方が存在するのならそれに柔軟に適応していくという考え方もあっていいのではと思います。
なんか矛盾してるような気がしますが、書籍については今の状態に、通販を組み合わせた今の状態でもいいのかな…と思うのが正直なところです。クロネコヤマトが書籍の通販を開始する前の状態に戻るのはごめんですが。
■CDの再販について
CDについては、現在の既得権をさらに減らすような取り組みがレコード業界によって行われており、しかも消費者は先進国中世界一高いCDを買わされている。そんな業界を保護する再販制なら無くなってしまえ、というのが私の意見です。日本では再販制があるためアメリカの3倍の種類のCDが発売されているという話もあります(Googleで『アメリカ 日本 CD 約3倍』で検索してみて下さい)が、不定型なものである音楽はCDというメディアを用いなくても販売する方法は今ならいくらでもあると思います。どうしてもCDというパッケージで販売したい場合には、店頭でCD-Rにプレスするとか店頭にストックを持たせないなど。とにかく今の販売システムはまともにCD(もしくはCDの形をした音楽メディア)を買って聞く人間に不利な方向に向かってると感じてます。
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山羊への供物 第1幕第4場
再販制度(※同じCDが全国同じ価格)維持の本当の意味
再販制って必要なの? の追記
ヒット曲だけが音楽じゃない!”モンゴルの民謡”を聴きたい人もいるだろうし、”全国の名刹の梵鐘の音”を聴きたい人もいるだようし、”合唱コンクールの課題曲”を聴きたい人もいるだ.
trackback from ミゲルの蒼い書物 on 2004/02/24 15:01:40
