2004/04/06
黒人アーチストによるガングロギャル
2004/04/06 19:44:10
by himukai about Miscellaneous | コメントは受け付けていません。
Ganguro girls through a Black artist’s eyes (Boing Boing)
ニューヨーク・タイムズ(要登録)で Iona Rozeal Brown さんのハイブリッドなアートが取り上げられています。浮世絵風に描かれたガングロギャルですが、なんか不思議な感じがしますね。
Iona Rozeal Brown はヒップホップにとりつかれています。家でレコードを回しておらず、レコ屋やクラブに出没していない時に、彼女はファッション・コンシャスでクールでヒップホップのスターみたいなアフリカ系アメリカ人に見られたがっている日本の10代の女の子の絵を描いています。『ガングロ』と呼ばれる彼女たちは、ファンキーな服を着て髪を染めて編み込み、日焼けサロンもしくは化粧で肌を黒くしています。
『The New York Times』より引用 翻訳:ひむかい
ブラウンさんは日本を90年代末に訪れたとき非常に驚いたそうです。「アメリカの白人にもヒップホップカルチャーにのめり込んでる子はいるけど、日本の子は可能な限り黒人になろうとしています。我々の文化に影響力があることには満足しましたけれど、やはりオフェンシブな感情を持ちました。私の絵は彼女たちの黒さへの執念を理解しようとしてるところから創作されています。」とのこと。
ガンクロ自体は20世紀末の遺物ですが、今の日本の音楽シーンを見るとヒップホップカルチャーへのあこがれはさらに色濃くなっているような気が。彼女の絵もやはりヒップホップに立脚してるのか、ガングロと浮世絵のミクスチャーになっています。彼女はさらに春画とヒップホップのエロ的な共通点にも着目してるのが鋭いですな。
オフェンシブな側面というのは、やはり白人が黒塗りして黒人の真似をしていたミンストレル・ショーから来てるのでしょう。以前、元ラッツ・アンド・スターの人(名前が出てこないが、スリッツの人です)のインタビューで『夜のヒットスタジオ』に例の黒塗りで出たとき、その時ゲストだったフィッシュボーンの人にすごく睨まれたという話を思い出しました。
参考:
For Japanese Girls, Black Is Beautiful (The New York Times : 要登録)
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