ハリケーンの後とニューオーリンズ
2005/09/03 22:33:13
by himukai about News
台風被害警戒の日本、ハリケーンの教訓は (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0903/TKY200509030144.html
先日メキシコ湾で発生したハリケーン『カトリーナ』は、アメリカ南部、特にルイジアナ州ニューオーリンズでは市街地の80%が水没し、多くの死者が出て(現在でも大体の人数すら不明らしいし)、現在も家から離れ避難している人がまだ多くいます。
この記事では、『高潮』、『避難』、『防犯』の三点にポイントを置いて、そこから教訓を見つけ出そうとしています。
特に『避難』についてはこんな事が…
カトリーナの被災地では、避難命令が出ながら、逃げない住民もいた。日本では、政府が災害弱者のために「避難準備情報」を出すなどし、早めに避難をするよう自治体に求めている。しかし、先月、関東を直撃した台風11号で、神奈川県小田原市が約880世帯に避難勧告を出しながら、応じた住民は一人もいなかった。課題は残る。
http://www.asahi.com/national/update/0903/TKY200509030144.html
台風の高潮で避難した経験は無いのですが、地震後の津波警報で避難したことはあります。1993年秋にあった地震では、その直前に奥尻で地震後の津波のため多くの被害者が出たこともあり、多くの人が警報で言われているように『高台』に逃げようとしました。しかし釧路市の西側はほとんど真っ平らで『高台』なんてのは無いし…みんなどうしたかというと、車で釧路湿原展望台(大体10km離れてる)まで逃げようとしたんですね。
今から考えたらアレなんですが、警報は漠然と「今すぐ高台に避難して下さい」とか言わずにもう少し具体的に言って欲しかったなぁ、と思いました。
セインツの本拠地使えず敵地で NFL、ハリケーン被害
http://www.asahi.com/sports/update/0903/096.html
ニューオーリンズに本拠地を置いてあるメジャースポーツのチームといえば、NFLのニューオーリンズ・セインツなのですが、ホームであるスーパードームは屋根が変形してるし、避難してるたくさんの方が住んでるからそれどころじゃないんだろうな。
とはいうものの、ニューオーリンズとはあんまし関係ないしなー…と思ってたところ、こんな記事が。
ハリケーン被災地へ釧路市が見舞金 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20050903&j=0023&k=200509034558
釧路港とニューオーリンズ港が姉妹港だそうで、今日と明日行われる『釧路大漁どんぱく』でも募金を集めるそうです。行かれる方はどうぞ。
参考:
ニューオリンズ港 (釧路市)
http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/kouryuu/neworleans.html
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”逃げなかった”のではなく、”逃げられなかった”
ニューオリンズ住民の27,9%が貧困ライン以下の生活をしていて、貧しい人の多くは低地に住んでいました。
車を持っている住民達は警告後に避難する事が出来たでしょうが、車も逃げるお金さえも持っていない人達は危険な場所に留まるしか無かったのでしょう。
ちなみに、政府からの生活保護は毎月初めに出されるが、このハリケーンが月末に来た事で多くの人が逃げ出せなかったのでしょう。
comment from Berry on 2005/09/04 15:25:18
私の引用元の記事チェックがまずかったみたいです。書いた時点で「逃げられなかった」のは知っていたのですが、なんか言葉足らずのようでした。
正直なところ、このニュースがあるまで、深南部の貧困層(ホームレスを除く)が車をもてないほど貧窮しているという事にかなり驚きました。
州や市がなんとか出来なかったのかなという気もしますが…いろいろ理由はあるのでしょう。
comment from ひむかい on 2005/09/04 18:52:24
