“Controversy is our business.”

「フルブラウザには需要がない」–Scope開発者が激白 (CNET Japan)
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000050154,20088915,00.htm

ケータイ用フルブラウザアプリケーションとしてScopeというのがあるそうです。その7月に配布されたバージョンで

メール送受信機能を利用するとユーザーのユーザー名やパスワード、POP3サーバ名が漏洩するバグがあるという指摘が2ちゃんねるで書き込まれた。

http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000050154,20088915,00.htm

ということで、ネット上の議論になっているそうです。で、Scopeを開発した社長の方に CNET Japan の記者がインタビューしています。正直なところ、このソフトの名前も全く印象になく、その『議論』ってのも全く知らないんで、この記事を読んだだけの印象なのですが、開発者兼社長の人が、このインタビューで『騒ぎ』を沈静化させるのではなく煽る方向に持って行っているのが特徴的ですね。

たとえば「実際にユーザーから被害があったという報告は来ていないと?」という質問に対し、国民生活センターへ調査の依頼が匿名であったらしいという事を述べて…

我々は自社サーバのログをすべて管理しており、何が起きたかは全部わかっています。ただ、ここで何かを話すと、その一部だけが拡大解釈されて、またネットでの議論を呼んでしまう。だからこそ、この件についてはコメントするつもりはありません。

とか、あとこの『騒動』に関して…

もう1つ言えるのは、今回の騒動があったからといってScopeのダウンロード数やアクセス数は落ちていないんです。むしろ、騒ぎになることで逆に伸びていて、リリース以降最高のアクセス数を記録しています。騒がれることで、これまでScopeを知らなかった人が「どんなものなんだろう?」と気になったんでしょうね。これが下がっていれば問題ですが、当社の営業に障害は出ていないので、当社からは何も言うことはありません。

って、逆に騒ぎになったことでビジネス上メリットがあったような印象も受けます。

これだけじゃないんだけど、ここ数年のIT企業のビジネスモデルって、何にせよ積極的に反感を買うことをやって、それでも有名になってもうかればオッケーって感じがするなぁ。

この場合でも無料で提供されてるソフトとはいえ、昔のフリーソフトウェアと違って『ビジネス』だからねぇ。「嫌なら使わなきゃいい」ってもんじゃないような。

逆に「悪は為さない」を社是としている『善意』のIT企業も、なんとなくビッグブラザー化していってる気がして最近怖いのですが。

まあ、これは一末端インターネッターとしてもナイーブな考えなんだろうけどね。

2005/10/25 20:51:39
by himukai about Miscellaneous

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