知財高裁、『まねきTV』へのTV局によるサービス停止請求抗告を棄却

2006/12/23 00:55:19
by himukai about IT

知財高裁、「まねきTV」のサービス停止請求を求めたテレビ局の抗告を棄却 (Impress INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/12/22/14342.html

法律的な事は正確に書こうとすると冗長になってイヤーンな感じが。

ユーザーが購入したソニーの『ロケーションフリー』(以下『ロケフリ』)製品をデータセンター内に設置し、ネット経由でテレビを視聴できるようにするサービス『まねきTV』に対し、NHKと在京民放五社がサービスの停止を求めた仮処分申し立ての抗告審について、知的財産高等裁判所が、申し立てを却下した東京地裁の決定を支持し、抗告を棄却する決定をしたそうです。

NHKと民放5社は、まねきTVのサービスは著作物の送信可能化権の侵害にあたるとして東京地裁にサービスの停止を求める仮処分を申し立てていた。東京地裁は8月7日、まねきTVのサービスは不特定多数に対する送信ではなく、送信可能化権の侵害にはあたらないとして申し立てを却下。テレビ局側はこれを不服として抗告していた。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/12/22/14342.html

確かにロケフリは「不特定多数に対する送信」ではないものなぁ。

そういえば以前『ロケフリ』買ったときに『家庭内無線LANとロケーションフリーテレビ』って題でこんな事を書いてました。

海外での接続

最大の目的はこれなんですが、こればっかりは日本との間の回線の太さとユーザー数の関係とか自分ではどうにもならない要素が多いからなぁ。既に使われて詳細なレポート書いてる人もいるので、そちらを参照するのが吉かも。

あと、機器のメンテナンスの問題もあります。これも含めてつくづく録画ネットが裁判で勝っていれば…と思いますね。

http://www.el30.net/archives/2006_01_30_180229.html

ここに求めてたものがあるやん!

正直今の技術だったら『地方ネット局』なんてものの存在の意味は無い訳で、逆にテレビ北海道の存在のために、北海道のかなりの地域でTX系の番組が平成になって以来見れないなんて事も起きるわけで(ケーブルTVで見れない事もないけど)。

逆に民放BSで地方ネット局への配慮からか、あんなインフォマーシャルばかりだらだら流してる状況を見ると電波の無駄遣いなんじゃないのかという感が。まあ、インフォマーシャルで収益があがればいいって民間会社としての発想もあるか。

また前に書いた記事の引用で恐縮ですが、『衛星で地上デジタル再送信』ってエントリから…

せいぜいミニFM局みたいに都市単位の放送局が1,2局あれば済むような気がするのですが。中継局のコストもかかんないし。

http://www.el30.net/archives/2005_07_18_214243.html

って事なんだよなぁ。

『まねきTV』にはぜひ最終的に勝ってもらいたいなと思います。でも一度出来てしまった組織は後の社会や技術の変化によってその存在価値が無くなったとしても、あらゆる手段を講じて自己保全を図る傾向があるから、どちらかと言うと今度はソニーにロケフリ製品の販売差し止め請求とか出ないかどうかが心配です。

参考:

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