米スズキのGM化に歯止めがかかるのかなぁ
スズキ、米で小型車や小型トラックを投入へ (日本経済新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060121AT1D2003G20012006.html
スズキは20日に北米市場へコンパクトカーと小型トラックを投入する計画を明らかにしたそうです。『小型トラック』ってGMからChevrolet Colorado(シボレー・コロラド)のOEMでも受けるのでしょうか?それとも北米では一般にSUVや場合によってはMinivanも”Car”ではなく”Truck”として扱われるケースがあるんで、すでに北米で発売されてるエスクード(Grand Vitara)の下のクラスのSUVでも出すんでしょうか?
一方『コンパクトカー』は…
日本から北米に輸出を計画しているのは04年に全面改良した「スイフト」。北米ではトヨタが「ヴィッツ」を06年から輸出するほか、日産自動車は「ティーダ」をメキシコで現地生産する。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060121AT1D2003G20012006.html
これは最近の原油高がかなり影響してるんでしょうね。それはともかく現在のスズキの北米におけるラインナップはヘンな状態になっていて…
- Suzuki XL-7
- 以前日本で売ってた『グランド・エスクード』(以下『』内は日本での車名)
- Suzuki Grand Vitara
- 現行『エスクード』
- Suzuki Reno
- 韓国製GM Daewoo Lanosだが、本国ではGentraにフルモデルチェンジ済
- Suzuki Aerio
- これは『スズキ・エリオ』まだ買えるはずです
- Suzuki Forenza
- 『シボレー・オプトラ』元は韓国製GM Daewoo Lacetti
- Suzuki Verona
- 韓国製GM Daewoo Magnusだが、本国ではToscaにフルモデルチェンジ済
実際の製造国は少し違うかもしれないけど、ともかくこんな感じの「穴の開いた部分を韓国車で埋めてる感」のあるラインナップ。それを今後はSubcompact~Compactのカテゴリーまでは自社製にしようっていう考えなのかなぁ。
個人的に興味深いのはSuzuki Verona / GM Daewoo Magnus
![]()
![]()
Suzuki Verona (左) / GM Daewoo Magnus (右)
普通このくらいのFWDのミッドサイズセダン(4,770L×1,816W×1,450H×2,700WB)だったら普通標準2.5Lくらいの直列4気筒エンジン、オプションで3.5LくらいのV6ってのが一般的なのですが、この車はなんと直列6気筒2.5Lエンジンをフロントに横置きにしてるという、他に例をみない(一時期ボルボにあったような記憶があるくらいですか)レイアウト。後継車種のGM Daewoo Toscaでもこのレイアウト(直6の2.0Lと2.5L)だからよっぽど拘ってるんでしょうな。
2006/01/21 14:54:02
by himukai about Automobile | No comments
この車ってどの販売店で売ってるの?
自動車の販売系列、進む統合 併売車増加で意味薄れる (朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/0102/001.html
現在トヨタは5系列(トヨタ、トヨペット、カローラ、ネッツ、レクサス)、日産は2系列(レッド、ブルー)、ホンダは3系列(ベルノ、プリモ、クリオ)の販売系列を持ってます。まあ、その他の会社も系列とかあるみたいだけど、あんまし気にする必要が無い状態みたいですね。
そんな中、ホンダは既存の販売系統の統合を行い(ホンダ、アキュラ)、日産は事実上扱う車種を同一にしているそうです(北海道とかでは以前から赤と青のグラデーションになった看板を使っていて、ずっと一系統だったんですけどね)。
まあ、どこで何を売ってるのか分かりづらいって事が以前から問題になってたようですが。たとえばトヨタのヴィッツ、ラクティス、ベルタ、bB、イストがそれぞれどこで売られてるのか即答出来る人はそんなにいないのではないかと
そんな中、トヨタは完全にマイウェイを行ってますねぇ。
唯一、販売系列の性格を分け、それぞれに向けた商品開発を続けているのがトヨタ自動車。だが、そのトヨタも高級車専門の販売網「レクサス」導入に備え、04年に中型車中心の販売系列「ビスタ」を小型車中心の「ネッツ」に吸収させた。
http://www.asahi.com/business/update/0102/001.html
トヨタの場合結局のところ一増一減で結果的には変わらないんだよなぁ。ネッツはNマークで販売店まるごとヘンブレム化を推進してるし(正直アヴェンシスでそれやるのは勘弁して欲しい)、アルファードとかだと、社名の語尾に特定のアルファベットをつけることで別の車だと言い張ってるし、いっそのことネッツ店、カローラ店は独立したブランド(車名例:ネッツ・ヴィッツ、カローラ・C180・Lパッケージ)とかにして、トヨタとトヨペットは統合でいいんじゃないかなー。東京と大阪での一部車種のねじれ現象も解決するし。やっぱり車名を見ればどこで買えるか一発で分かるのがいいですよね。
2006/01/02 08:42:31
by himukai about Automobile | No comments
ルノーサムスンを日産車として輸出
韓国ルノーサムスンのセダン、日産ブランドで輸出 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/1124/123.html
韓国のルノー・サムスン自動車が、小型セダンの『SM3』を来年から日産ブランドで輸出するそうです。
日産ブランドでの輸出には、仏ルノーがアジア戦略の一環としてルノー・サムスンをグループの新たな輸出拠点に育成する狙いがあるとの見方もある。ルノー・サムスンは日産車を基にした現行車種に加え、07年に初めて独自開発のスポーツ用多目的車(SUV)を発売する予定で、独自色も出す方針だ。
http://www.asahi.com/business/update/1124/123.html
ルノー・サムスンのラインナップは日産ティアナをベースにしたSM5(と、その豪華バージョンのSM7)、そして日産ブルーバード・シルフィ(ヨーロッパでは『アルメーラ』)をベースにしたSM3だから、同じ生産ラインで作り分けとか簡単に出来そうですな。
まあ、同じクオリティを保持しているのなら特に問題は無いのかも。日本でもタイ製のホンダ・フィット・アリアとか南アフリカ製のフォルクスワーゲン・ゴルフとかあるものな。
2005/11/25 21:09:23
by himukai about Automobile | No comments
トランク脱出用レバー
Adorable symbol on glow-in-dark car trunk release tab (Boing Boing)
http://www.boingboing.net/2005/11/03/adorable_symbol_on_g.html
これまで車のトランクに閉じこめられた事はありますか?幸いにして私は無いですが。
子供が遊んでいるうちに不意にとか、誘拐されたりとか、何らかの理由でトランクに閉じこめられてしまうということはあるかもしれないので、いくつかのメーカーではトランク内にトランクオープナーを装備して来ました。しかしこれには二つの問題があって、一つは暗くて見えない、もう一つはもし暗闇で運良くそれを目にしたとしても、それの意味が分からない。そんな問題があったそうです。
しかし、北米で販売されているフォード・フォーカスのトランク内トランクオープナーはひと味違い、蓄光性素材で作られ、トランクから脱出する人間の絵が切り抜かれたような形になっています。

北米のフォーカスはヨーロッパや日本に輸入されてるものと異なり、旧世代のもののマイナーチェンジ版なので、日本のにも装着されてるかは分かりません。そもそもノッチバックのフォーカスは正式には輸入されてないしね。
参考:
Junk in the Trunk (Extreme Craft)
http://extremecraft.blogspot.com/2005/11/junk-in-trunk.html
この人がネブラスカで借りたフォーカスにたまたま装着されていたそうなので、ファイブハンドレッドやサンダーバードなどの他のフォード車にも装備されてるのかも。
2005/11/04 23:36:24
by himukai about Automobile | No comments
メルセデスEクラスのディーゼルが日本でも発売
独ダイムラー、「来年日本でディーゼル車発売」と発表 (日本経済新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051019AT1D1908L19102005.html
ディーゼルエンジンの乗用車といえば、1980年代はかなりの台数が売られていて、たとえばいすゞジェミニとかだと販売台数の過半数がターボディーゼルエンジンを搭載していたような印象があるのですが、ここ数年人気が低迷し…というか全く売れないので、現在販売されているのは一部のSUVのみとなっています。
一方ヨーロッパでは以前からディーゼル乗用車自体人気があったのですが、最近では直噴コモンレールエンジンで、同排気量のガソリンエンジン以上にパワフルな新世代ディーゼル車が人気を博しています。
日本で新世代ディーゼル車がほとんど(直噴コモンレール自体はトヨタのランドクルーザー・プラドとハイラックス・サーフに搭載されています)販売されてこなかったのは、やっぱり粒子状物質(PM)すすの問題があり、その先入観もあり、なんかダウンワードスパイラルにはまってるんでしょうな。
そんな日本で、ダイムラー・クライスラーの次期社長のディーター・ツェッチェ取締役が、来年ディーゼル車を投入することを決定したそうです。
導入するのは高級車種「Eクラス」のセダンとステーションワゴン。ディーゼルエンジンを搭載した乗用車は国内ではほとんど普及していないものの、欧州では新車販売の5割弱を占める。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051019AT1D1908L19102005.html
ヨーロッパでは二酸化炭素排出量が少ないディーゼル車は『エコ』であると見なされ、日米で人気のあるハイブリッド車は「人間性に疑いを持たれずに地球を救う方法」(英Car誌のプリウスに対する評価)って皮肉られてるくらいあんまし人気がない(というかトヨタしか無いんだけど)。まあ、低速走行が多く、バッテリーに充電しやすい日本とは走り方が違うんで、そんなにメリットが出づらいのが理由なんだろうけど。
参考:
ディーゼル車イメージは「騒々しい」「環境に悪い」、最新車の認知度低迷 (日経BP)
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash_rss/404601
参考:
わかる! 環境にやさしいディーゼル車 (NEDO)
http://www.nedo.go.jp/kaisetsu/evm/ev02/
2005/10/20 19:52:09
by himukai about Automobile | 4 comments
ファイアストンとフォードが和解
ブリヂストン米子会社、フォードと和解成立 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/1013/001.html
2000年まで生産されていたファイアストン(ブリヂストンの子会社)製タイアを装着したフォード・エクスプローラーの初代モデルで横転事故が多く発生した件で、これまでタイヤと車、どちらが悪いのか丸5年に渡って争われて来たのですが、結局ブリヂストンが米フォード・モーターに2.4億ドル(約270億円)支払うことで和解したそうです。
ブリヂストンは和解について「ファイアストンが将来のビジネスに集中することができ、北米タイヤ事業の未来にとって最良の解決方法」とし、事故の責任を認めたわけではないとしている。
http://www.asahi.com/business/update/1013/001.html
まあ、ブリヂストンはこれまで「エクスプローラーの横転率が他のどのSUVより2倍近く高い、そもそも全く同じタイヤに対してのクレーム率がピックアップトラックのフォード・レンジャーの8倍だし」と主張しており、フォードはフォードで「ファイアストンのタイヤはグッドイヤーのに比べて温度が高くなり、製品ごとの品質のばらつきが激しい。」って言ってるから、どちらも自分の非は認めないよなぁ。
まあ、2001年から北米市場でのフォードとファイアストン(とブリヂストン)の取引は止まっていたらしいから、ブリヂストンが根負けしたんでしょうな、たぶん。
参考:
ウィルダネスATタイヤ交換プログラム及びエクスプローラーの安全性に関するデータ及び分析 (フォード・ジャパン)
http://www.ford.co.jp/press_release/2001_1/0045.htm
参考:
ブリヂストン/ファイアストンのランペCEO、米国議会の陳述書でフォード「エクスプローラー」の安全性に疑問 (ブリヂストン)
http://www.bridgestone.co.jp/news/bfa/r_010620.html
2005/10/13 19:33:44
by himukai about Automobile | No comments
トヨタが富士重工の筆頭株主に
トヨタ、米GMから富士重株8.7%取得・業務提携も発表 (日本経済新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051005AT1D0506105102005.html
ゼネラル・モーターズ(GM)が保有する富士重工業株の全てである1.57億株(発行済み株式の20.09%)を売却し、その内トヨタ自動車が6800万株(同8.7%)を取得するそうです。これで、トヨタが富士重工の筆頭株主になるとのこと。

こうやって見ると、スバルとトヨタ(つまり日野とダイハツも)のエンブレムって互換性ありそうですね。
それはともかく、米市場ではスバル・インプレッサ・スポーツワゴンをGMと資本関係があるサーブがOEMで9-2Xとして発売してたりするんで、それってどうなるんでしょうかね。まあ、サーブとスバルって自動車メーカーとしての立ち位置があまりにも似てるんでGM的には微妙だったのかも。
まあ、軽はダイハツのOEMになっても仕方ないから、水平対向エンジンは守り抜いて欲しいなぁ。
参照:
インプレッサと9-2X (EL30.net 2003/12/21)
http://www.el30.net/archives/2003_12_21_093803.html
2005/10/05 18:53:03
by himukai about Automobile | No comments
本田技研工業、B・A・Rの完全取得に合意
ホンダ、来季からF1にワークス参戦 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/sports/update/1004/084.html
以前から噂はされていましたが、本田技研工業株式会社(以下『ホンダ』)が、F1に参戦しているB・A・R Honda チームを運営している BAR Honda GP Ltd. の持株会社BARH Ltd.の全株式を取得することに合意したそうです。これまでBARH の株式はホンダが45%、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(以下『BAT』)が55%だったんで、やっぱり欧州でのタバコ広告規制が大きな要因なんでしょうかねぇ。
但し、『B・A・R Honda』というチーム名自体のネーミングライツを中近東・極東地域でのマーケティングのためBATが保持するって話もあるみたいで、これからのタバコ広告の方向性を暗示しているような気が。
これで気になるのは、ホンダと日本人ドライバー(つまり佐藤琢磨)の関係ですが…
また、来季から参戦を計画している別の新チームに対し、エンジンを供給することも発表した。この新チームが、来季の所属チームが決まっていない佐藤琢磨に対して、ドライバー契約を申し入れていることも明らかにされた。
http://www.asahi.com/sports/update/1004/084.html
突然明らかにされた新チームの話なんですが、…ヒモ付きですか。なんかイヤーンな感じ。実際どの程度のリアリティがあるのかという事なんですが、Nifty F1を見ると
これだけの大メーカーが公式の会見で不用意な発表をするとは考えにくく、すでにかなり具体性があるものとみられている。
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/10/post_fdd2.html
って事でほぼ決定的くさいですね。さらに…
一説では、日本のF1放映権を持つフジテレビもFIAに対して日本人ドライバーの存続を強硬に訴えたとのことで、こうしたことも新チーム誕生の後押しになっているのかも知れない。
もし本当なら、マジそういう事はやめてくれ、勘弁してくれ、いや本当に。
まあ、フジテレビの介入が噂であることを信じたいけど…。
参考:
新チーム参入はすでに確定的? (Nifty F1)
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/10/post_fdd2.html
参考:
ホンダ、B.A.Rチーム完全取得のリリース (Nifty F1)
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/10/bar_c88a.html
2005/10/04 16:33:46
by himukai about Automobile | No comments
ゴルフII+トラバント=『ゴビー』
Deutsches Einheitsauto “Gobbi” - German Unity Car (eBay.de)
http://www.ebay.de/
ドイツのebay.deにフォルクスワーゲン・ゴルフ(2代目)と冷戦時の東ドイツを象徴する車トラバント(愛称は『トラビー』)を合体させた車、『ゴビー』が出品されています。
これは東西ドイツ統合15周年を記念してmobile.de(eBay.deと協力関係にある企業)が製作したそうです。紙をプラスチックで固めたような材質のトラバントは、『熱いナイフでバターを切るように』10分で切断出来たのに対し、ゴルフの切断には約1時間45分かかったとのこと。
この2台の合体作業には、両車の全幅が240mm異なることもあり400時間かかったそうですが、TÜV(ドイツ技術検査協会)の安全基準には適合しないため、公道は走れないようです。
参考:
Flexen, schweißen, spachteln (Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/auto/aktuell/0,1518,376869,00.html
2005/10/03 19:18:31
by himukai about Automobile | No comments
センチュリーロイヤル(ホテルじゃないよ)
両陛下の専用車、老朽化で引退…後継車はトヨタ (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050901i404.htm
1967年以来皇室専用車として使われてきた『ニッサン・プリンス・ロイヤル』が、日産自動車側の要請により使用できなくなるため、トヨタ自動車が開発した『センチュリーロイヤル』に更新されることになったそうです。

センチュリーロイヤル
ニッサン・プリンス・ロイヤルと同様8人乗りで、全長約6メートル、幅約2メートルと、車体の大きさもほぼ同じ。ただ、重量は2.9トンと約1割軽く、排気量は5000ccと1400cc分少ない。価格は1台5250万円。宮内庁は来年度予算の概算要求に1台分の購入費を盛り込んでおり、3~5年かけて5台すべてを更新する予定だ。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050901i404.htm
ダイムラー・クライスラーの市販されているリムジン、マイバッハ62(左ハンドル)が4520万円なんで、防弾機能とか考えると超バーゲンなんじゃないかな。
正確な寸法も6155×2050×1770なんで、極端に大きい訳ではないし、トヨタのデザイナー陣もいい仕事したのでは。市販型のセンチュリーのイメージを残しながら繊細な品というものを感じますな。
最近の要人用リムジンといえば、アメリカ大統領用のキャデラックDTSリムジンを思い出しますが、こちらは世界中で使われ、あらゆるテロを想定してるせいが、とんでもなくごついデザインですね。

キャデラック DTS リムジン
参考:
センチュリーロイヤルホテル
http://www.cr-hotel.com/
2005/09/03 09:13:55
by himukai about Automobile | No comments
